岩月遼さんは、コト・アカデミーのベテラン講師の一人です。2016年に教師として入社して以来、現在も日本語教師として教壇に立ちながら、品質保証部門ではカリキュラムの基盤づくりという重要な役割も担っています。
現在取り組んでいるのは、コトグループ初の認定校である「コト・ジャパニーズ・インスティテュート」の立ち上げです。教材開発、講師研修、そして品質管理まで、幅広く関わっています。
岩月さん自身、海外で日本語以外の言語を学んだ経験があり、その経験が今の指導観に深く影響しています。「机上では効果的に見えても、実際の教室では機能しないことがある」――そうした視点を、常に大切にしているといいます。
今回は、岩月さんに、知識の習得を超えた学びをどう設計しているか、そして日本語のニュアンスを「理解させる」のではなく「感じさせる」ことがなぜ重要なのか、お話を伺いました。
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自己紹介をお願いします。
こんにちは。岩附です。2016年からCotoのメンバーに加わりました。元は講師としてレッスンを担当していましたが、教務チームで教材作成や講師育成、QAチームで教材の品質管理や講師ダッシュボードの作成、外部向け会話力試験のAssessment of Japanese Communication Skills(AJCS)、新しいE-LearningであるJ-Standardの課題作成などを経て、新規校Instituteの教務チームとなり、コースや教材の作成を担当しています。
これまでのご経歴について教えてください。
2001年にワーキングホリデー制度を利用してカナダに滞在しました。語学学校で様々な国の学生と交流したり、自分自身が語学を学ぶ経験をしたことが、講師を目指すきっかけになりました。帰国後は働きながら講師の資格を取得し、2008年に日本語講師デビューを果たし、2016年からはCotoで教えるようになりました。
「学習の科学」という観点で、指導において意識されていることはありますか?
言葉で説明するのではなく、学生自身が体感で理解できるように努めています。例えば、似た感情表現の言葉は英語に直訳するとどれも同じ意味に訳されてしまいますが、学生が体験したことのある場面をイメージさせてその時の学生本人の感情を思い起こしてもらいます。その感覚がその言葉の意味だと伝えると、似た表現でも感情の強さや使う場面、使える相手などの細かなニュアンスの違いが、言葉で長く説明するよりも明確に伝わります。
Cotoに入社された理由は何ですか?

Cotoは他の日本語学校に比べて学習意欲の高い学生が多く、そういった学生とレッスンをしたいと思い入社しました。試験や進学が目的の知識だけの日本語教育ではなく、生活に密着して、実際に使える日本語教育をしているところに魅力を感じました。
お仕事の中で、やりがいや目的を感じる瞬間はどんな時ですか?
Cotoの講師と学生の関係は上下の関係ではなく、フラットな関係だと思います。クラスでは講師が一方的に教えるのではなく、学生と対話しながらレッスンを進めていきます。はじめはほとんど話せなかった学生たちが、次第に日本語で楽しく話している様子を見るとやりがいを感じます。
Cotoの企業文化について、どのように感じていますか?
新しい技術やツールを取り入れ、時代の変化にあった学習環境を作ることができます。これまでできなかったことや、不便を感じていたことができるようになっていくので、達成感を味わうことができます。
Cotoでの日本語教育は、これまでの教育とどう違いますか?
これまでの日本語学習は知識ベースの教育が多かったです。しかし、CotoではCan Doを重視し日本語でできるようになることをベースにしています。学生自身が習ったことを実生活で活かし、「できた!」と実感できるプログラムを作成しています。
お休みの日はどのように過ごされていますか?
週末はドライブやちょっとした遠出をするのが趣味です。また、今まで行ったことがない都道府県を訪ねて、いつか全都道府県を制覇したいです。
これからCotoに加わる方々へ、メッセージをお願いします。
学生たちは、生活や仕事で必要だったり、日本や日本のカルチャーが好きで日本語を学びたかったり、学習意欲の高い学生がたくさんいます。そういった学生たちと日本語を学ぶのは本当に楽しいです。また、社員や講師の働く環境の改善も進んできたので、より業務やプロジェクトに集中できると思います。
コト・ワールドで、一緒に学ぼう。一緒に成長しよう。
私たちと一緒に、新しい日本語学習の形をつくっていきませんか? Coto Worldで、あなたの「できた!」を増やしていきましょう。岩附先生をはじめ、経験豊富な講師陣が、あなたの日本語学習を全力でサポートします。まずは無料の体験レッスンから、Cotoでの一歩を始めてみませんか?